敗血症



  • 概念
  • 感染症に起因するSIRS
  • 種々のサイトカイン(最重要なのはTNF-α)の放出により発熱頻脈などの全身的な反応を来たす
  • 原因病原体検出の有無は問わない
  • 重症敗血症: 乳酸アシドーシス乏尿、精神状態の変化などを来たした状態

  • 危険因子
  • 好中球500/μL以下
  • 抗癌剤→好中球減少、粘膜の損傷、網内系の破壊など
  • 皮膚バリアの障害: 血管内カテーテル、皮膚炎、熱傷
  • 網内系の障害: 肝硬変、脾摘

  • 原因菌
  • グラム陰性桿菌: 尿路系からの侵入や、bacterial translocation。大腸菌クレブシエラ緑膿菌など
  • グラム陽性球菌: 約6割を占める(←皮膚・粘膜からの細菌侵入←人工器具の使用頻度上昇)。MRSAなど

  • 検査
  • 白血球分画
  • 好中球は増加に関わらず核左方移動を認める
  • 血小板減少が初期所見であることがある
  • グラム陰性桿菌敗血症では好酸球が減少←?ref23

  • 二次的な敗血症
  • 髄膜炎菌髄膜炎
  • 肺炎球菌性肺炎
  • 腸チフス・パラチフス
  • サルモネラ
  • 劇症型A群連鎖球菌感染症
  • 粟粒結核
  • 尿路性敗血症: 比較的に頻度が高い
  • 感染性心膜炎

  • 治療
  • 基礎疾患ない患者
  • 重篤でない場合には第1,2世代セフェム
  • 重篤であれば第3世代セフェム
  • 入院患者
  • 第3世代セフェム単独かアミノグリコシド系との併用
  • またはカルバペネム第4世代セフェム単独

  • 合併症
  • DIC
  • ヘパリン: 血中ATV活性が80%以上で抗凝固効果が十分に発揮される
  • メシル酸ガペキサート
  • メシル酸ナファモスタット
  • ARDS


  • ref1,p414
  • 050514
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