概念
目的は酸素化、換気、呼吸仕事量軽減である
呼吸運動は全エネルギーの5%程度であるという(安静状態)
できるだけ自発呼吸←呼吸筋の萎縮がないように
開始基準
無呼吸や高度な呼吸抑制
100%O2投与下でPaO2が70mmHg以下
PaCO2が50mmHg以上で呼吸困難感が強い
人工呼吸器の設定
トリガー: 人工換気を作動させる条件の設定
周期: 吸気終末の設定(容量、圧、時間、流量)
制限: 気道内圧が一定圧を越えないように制限
換気様式
調節呼吸 controlled mode ventilation (CMV)
呼吸サイクルの時間設定
分時換気量を一定にする
離脱に不向き
同期式間歇的強制換気 synchronized intermittent mandatory ventilation (SIMV)
自発呼吸の呼吸回数より少ない呼吸回数で一定換気量の強制換気を上乗せ
呼吸サイクルの時間設定が離脱に有用
持続的陽圧喚起 cutaninuous positive airway pressure (CPAP)
自発呼吸だけの患者の呼吸相全体に一定の陽圧をかける
機能的残気量を増加させPaO2を改善させる
無気肺の予防
Pressure support ventilation: PSV
吸気時間にあわせて機械換気を行う
同調性がよく離脱性に向いている
指標
PaCO2
気道内圧が上昇しないようにある程度のPaCO2の上昇は許容される
PaCO2を下げるには換気量、回数を上げる、死腔を少なくすること(死腔は正常では約150mLだが人工呼吸器下では多少大きくなる)
pH
慢性呼吸不全では腎での代償が働いていてアシドーシスになっていないことがあるが、人工呼吸器でPaCO2を急に下げると、このバランスが崩れてアルカローシスになる可能性がある(pHを見ながら調節)
A-aDO2
尿量: 減少する←ADH分泌亢進?
合併症
圧損傷: 間質性気腫、気縦隔、皮下気腫、気胸
肺炎
酸素中毒:
FIO2≧0.6が72時間以上経過すると発生しやすい
PEEPをかけることでFIO2を低く設定できる
血圧下降: 胸腔内圧上昇で静脈潅流減少による
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050803;051127